しばまるblog

筋トレ好きIT企業の会社員が、筋トレ・IT・プロスピAのことについて書いています。

iDeCoと企業DCの違いを解説!どちらがおすすめ?

投資初心者の方にとって、年金制度については非常に分かりづらいものです。個人型確定拠出年金iDeCo)と企業型確定拠出年金(企業DC)は、日本の年金制度における代表的な形態の一つです。本記事では、iDeCoと企業DCの違いについて詳しく解説します。

1. iDeCoとは

個人型確定拠出年金iDeCo)とは、国が定めた規定に基づき、個人が自己の年金を貯蓄するための制度です。iDeCoは、公的年金制度である国民年金や厚生年金に加入している人でも利用することができます。また、非課税枠を活用することができるため、税金対策にも役立ちます。

iDeCoの積立金額は、1か月あたり10,000円以上から最大年間800,000円まで自由に設定することができます。また、運用方法として、株式や債券などの投資信託から選ぶことができます。

2. 企業型確定拠出年金(企業DC)とは

企業型確定拠出年金(企業DC)は、企業が従業員のために設立する年金制度の一つです。企業は、従業員一人当たりの年金負担額を定め、毎月の給与から控除することで、従業員の年金貯蓄を行います。

企業DCは、基本的には会社が設定するプランに従って、投資信託等で運用されます。従業員は、運用方法によって、自分で資産運用を決めることができます。

3. iDeCoと企業DCの違い

iDeCoと企業DCの最大の違いは、加入方法です。iDeCoは、個人で加入するため、自分自身で設定を決めることができます。一方、企業DCは、会社が従業員のために設定するため、個人で設定することはできません。

また、iDeCoは、非課税枠が設定されているため、税金対策に役立ちます。
上記で述べた加入方法の違いにより、iDeCoと企業DCでは、運用方法が異なります。iDeCoは、個人で投資信託等を選択することができますが、企業DCは、会社が設定するプランに従って、運用されます。

また、税金に関しても、iDeCoは、個人で非課税枠を設定することができますが、企業DCは、会社の負担分が非課税になります。

4. まとめ

iDeCoと企業DCは、両方とも確定拠出年金という点では似ていますが、加入方法や運用方法、税金の扱いなどに違いがあります。iDeCoは、個人で加入することができ、運用方法や非課税枠も自由に設定できます。一方、企業DCは、会社が従業員のために設定するため、個人で設定することはできず、会社のプランに従って運用されます。

投資初心者の方にとっては、iDeCoが理解しやすく、自由に設定できるため、おすすめです。しかし、会社が企業DCを設定している場合は、積極的に加入することをお勧めします。

最後に、iDeCoと企業DCの比較表をまとめておきます。

項目

iDeCo

企業DC

加入方法

個人で加入可能

会社が従業員のために設定

運用方法

自由に投資信託を選択可能

会社が設定したプランに従って運用

手数料

基本的には投資信託の手数料

会社が従業員に代わって運用するため、手数料は安い傾向

リスク管理

個人で担当するため、自己責任

会社が従業員に代わって運用するため、安心感がある

税金対策

非課税枠を活用可能

非課税枠が設定されていないため、税金対策にはあまり適していない